状況が裂いた部屋

音楽と映画と日常について

今日のこと

 とっくに日付は変わってしまったが今日一日を振り返る。昨晩も朝方まで起きてベースを弾いたりネットをしていたせいで朝起きたのは11時ころだった。目覚ましは9時にセットしたはずなのに止めてしまったらしい。中にマーガリンが入ったレーズンパンを食べつつコーヒーを飲んでいたら、ゼミの友達から週末の飲み会の出欠を聞くLINEがきた。あいにくその日は予定があっていけない、と返すと電話がかかってきて、じゃあ今日午後から先輩と遊びに行こう、車で迎えに行くから、と誘われた。どうせ暇だし行きたい、と伝えると1時半に迎えに行くと言われ、近くのコンビニで待ち合わせすることになった。その友達と先輩とはゼミの中でも特に仲が良くてよく遊ぶ。僕がゼミ室で公務員試験の勉強をしていた頃、同じように2人も教員採用試験の勉強をしており、深夜まで3人で勉強してお菓子を食べてはたまに息抜きにユーチューブでお笑い動画を見てバカ笑いするなどしていた。3人とも進路は何とか決まり、それぞれ卒論や修論も終わりそうなので2月は遊び倒そうと言っていたところだった。集合して2人と合流したらダーツがしたいな、という話になりネットカフェに移動してダーツをやった。クリケットでは僕が3連勝したがゼロワンでは先輩が圧倒的に強く、何度やってもすぐにゲームを終わらせてしまった。途中僕がBullに三連発で当てて、呆然とした2人に一生分の運を使い果たしたな、といわれた。残りの人生は運に見放されるらしい。ちなみにそのゲームは僕は負けた。

 5時半ころ帰ってきて、6時に別の友達の車でスタジオへ行き、バンド練をした。車持ちの友達がいるのはとてもありがたい。このバンドは社会人2人と春から社愛人になってしまう僕と院に進むためまだ学生をやる友達の4人でやっているもので、今回がまだ2回目の練習だった。しかも前回は大雪で出張先で足止めを食らったギターが来れなかったので、実質初めての音合わせだった。くるりの曲を3曲、「東京」「さよならアメリカ」「すけべな女の子」を合わせた。ベースの音作りは相変わらず難しい。でも練習はなかなかに楽しかった。スタジオではコーラスに入らなくてもメンバーそれぞれにマイクを立てて、思ったことをすぐ指摘するべきだなと思う。練習終わりに別の曲やりたいね、となって次回は「街」も合わせることになった。好きな曲なのでバンドでやれるのは嬉しい。

 その後スーパーで具材を買い込み、スタジオから近いギターの家で鍋をしながらくるりのライブDVDの鑑賞会をした。2004年のツアーのもので、「アンテナ」期のメンバーで演奏していた。超強烈なドラムセットプレイヤーことクリストファー・マグワイヤがすごくいい顔で叩いていて、見ていて気持ちよかった。ドキュメンタリーも挟まっていて、出典が気になっていた、クリストファーがギターの大村達身をサムライだ、ただし彼は刀じゃなくてギターだけどね、みたいなことを言っているシーンも確認できた。ジャケが素敵なシングル「ロックンロール」に入っているDVDも鑑賞。こちらには百鬼夜行ツアーの「ワンダーフォーゲル」と「東京」しか入っていないが、この「東京」は僕があらゆるバンドのあらゆるライブ映像の中で一番好きなものなので、初めて公式のDVDで見れて興奮した。画質は良くないけれど、演奏の凄まじい熱量と達身の素晴らしいスライドギターで何度見ても泣きそうになる。照明の演出も格好いいと思う。

 この僕たちのバンドもギターが照明にこだわる人で、100Wの電球一発をドラムのバスドラのふちに設置し、他の照明は全部消してその電球を囲むように演奏する、というスタイルで演奏することになっている(みたいだ)。前やっていたバンドでは蛍光灯をメンバーの後方に設置してライブハウスの照明は全消しにし、足元と背後からの逆光に照らされて演奏していたらしい。動画を見せてもらったがなかなかに格好良かった。やはり少しさみしいが。手元が眩しそう。小さなハコやスタジオライブでは映えるんだろうなと思う。スタジオライブは憧れなのでやってみたい。サークルでそれっぽいことはよくやってるけれど。バンドの今後の話がひと段落してからは、社会人2人が仕事の話をしてくれた。半分は愚痴だったが、割と為になった気がする。前から自分と趣味が似てそうだなと思っていたドラムの方がSF好きで特に伊藤計劃が好きとわかって嬉しかった。あと好きな音楽被ってないかも、と心配していたギターの人が実はWeezerが大好きだったので結構盛り上がった。この日はお酒を飲めなかったので次回は飲みたいなと思う。鍋を囲んでみんなで好きなものの話をするのは楽しいものだ。学生生活では好きな人たちとばかり喋っていればよくて、サークルでもゼミでも趣味が合う人たちばかりで本当に気が楽だしなんでも理解しようとしてくれる。社会人になれば気軽におすすめのCDを貸しあったり音楽の話をしたり出来ないのかなと悲しい気持ちでいたが、このバンドがあればそうでもなさそうだ。いい居場所になる気がする。しばらくは楽しいことが続きそうで何よりだ。楽しみがあるのは良いことだ。


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  2016年2月4日の4時45分、部屋のこたつでこの文章を書いている。

    こういうなんでもない、特に何があった訳でもない普通な大学生の一日を過ごしたことを、忘れてしまう日が来るのかな、と少しおセンチな気分になってしまったので、書いてみた。このブログは非公開のままにして完全に自分の忘備録にするか、それとも人に向けて書いてるのかわからなくなってきた。とりあえず知り合いに読ませることは念頭に置いていない。