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状況が裂いた部屋

音楽と映画と日常について

煙草を吸うシーン

   傑作である「踊る大捜査線」シリーズ(※劇場版3作目を除く)のスピンオフ映画は何本かあるが、その中でも特に好きなのが「交渉人・真下正義」(2005年、フジテレビ)だ。主演はユースケ・サンタマリア
   この映画の終盤、事件が一応の解決を見て、登場人物たちが歓声をあげて湧く中、國村隼(鉄道会社の総合司令室指令長の役)が喫煙室へ素早く駆け込んで吸う煙草。最初にこの映画を見た当時小学生だった僕は最高に美味しいんだろうなと思いながら観ていた。

   あともう一つ、映画で渋い俳優が美味しそうに煙草を吸い、憧れた覚えがあるが思い出せない。

   最近吸った煙草の中で一番美味しいと感じたのは、バンドのレコーディングにてベースを全曲撮り終えて、ドラムと缶コーヒーで乾杯しながら吸った煙草だ。ひと仕事終えた後の煙草ほど美味しいものはないな、とひとりニヤニヤしながら深々と一口吸い、しかしそれがひと月ほど禁煙した後最初だったために酷いヤニクラになり酷い眩暈を喰らった。それでも美味しかった。