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状況が裂いた部屋

音楽と映画と日常について

チェーン店の丁度良い居心地

    いまサイゼリヤの喫煙席でこの文章を打っている。家から近いこのサイゼは最近すっかり常連になってしまった。深夜までやっていて、価格が安く、椅子がソファーで喫煙席があるという条件を全て満たしさらに近所にあるので、文庫本とメモ帳を持ち込みついつい長居してしまう。コーンクリームスープが美味しい。

 

    近所にあるのはありがたいんだけれど弊害もある。前日は隣のテーブルの女の子がチラチラとこちらを伺ってるのが気になり、5分後くらいに中学校の同級生だと気がついた。少し迷った挙句、自分が席を立つ時に「〇〇だよね、久しぶり」と声をかけたらやっぱりそうだよね、ほんと久しぶり!とニコニコと返してくれた。現在実家暮らしなので小中の同級生に会うかな、と思っていたのに、その頃の同級生と会話をするのは一人を除けば成人式以来初めてだった。彼女は確か新体操部の部長で、男子からそこそこ人気だった気がする。軽く近況を報告し、実家暮らしならまた会うかもね、じゃあ、と振り返り帰ろうとしたらジャージ姿の男が来て、彼女に中学の同級生で〜と紹介される。会釈したら見事に無視された。彼氏連れとは気付かなかった、話しかけたのは失敗だったかなと少し落ち込んだ。

 

   僕は中学卒業以来小中の、所謂「地元」の人間とはすっかり交流がなく、高校と大学時代の友人とばかり会っている。酷いいじめを受けたとか会いたくない事情も大してないんだけど(小5,6の頃は軽くいじめられてたが)、なんとなく付き合う理由もなくなり、疎遠になっている。今更付き合う理由もないし。そういえば成人式の時に会場で中学の同級生の集団に会い、端の方にいた友達に話しかけて一緒に写真を撮っていたところ、集団の他の何人か(普通にクラスでよく話してた)から「ごめん…誰だっけ」と言われ結構傷ついた思い出がある。その時はただ

僕の顔が変わり過ぎててかつ眼鏡になっていたからで、認識されてからは普通に盛り上がったんだけど。

 

   話を戻すと、コメダ珈琲ドトールも結構利用する。コメダは最近コーヒーチケットまで買ってしまい頻度が増した。可愛い店員さんがいて癒されるんだけど、珍しい苗字だなと思っていたら職場の隣の部署の係長の娘さんであることが判明してビビる。やはり狭い街は怖い。

 

   近所の個人経営の喫茶店も時々行くんだけれど、2日続けて行ったときに店主と奥さんに顔を覚えられてしまってからはあまり行かなくなってしまった。適当に世間話をしていた頃はよかったんだけれど、最近勤め先を聞かれて答えてしまってからは、少し突っ込んだ質問をされるようになり正直鬱陶しい。ひとりになりたくて来てるというのに。あと常連さんが奥のテーブルでやかましいときがある。やっぱり結局チェーン店の必要最低限の接客と距離感が居心地がよい。値段が安ければサービスも安いし、それ以上は求めないし丁度よかったりする。