状況が裂いた部屋

音楽と映画と日常について

タイ旅行記②

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タイ旅行の記録の後半。

 

◯3日目

   前日にシンハービールをたらふく飲んだ割には早朝に目が覚める。ホテル内を探検して屋上で煙草を吸った。隣のホテルはプールがついていたが当然誰も泳いでいなかった。

 

   この日は近場の寺院と王宮を見て、買い物をして移動、夜10時に空港から日本へ帰国、の予定。朝食は昨日とほぼ同じメニューを食べた。タイ版の仮面ライダーみたいなのをテレビでやってたんだけど、主人公が全ての敵を登場から10秒くらいで光線発射して倒すので強さがわからない。テンポが良すぎる。B級パチモン感が凄くてかなり面白かった。

   枕元の台に少しだけチップを置いてチェックアウトする。5分くらい歩いてから僕が腕時計を忘れたことに気づき、慌てて戻る。カタコト英語で部屋に時計を…とフロントのおばさんに話してたら掃除のおじさんがコレかね、と持って来てくれた。めっちゃ感謝したしもっとチップ置いとけばよかったと思う。

 

   最初に王宮を観に行こうとバス停を探す。街を歩くと改めて日本企業の多さが目につく。セブンイレブンとかトップバリューとかめっちゃある。

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   日本のお菓子とか普通に売ってる。タイ語表記もあるけど、基本的にパッケージは日本と一緒。伊勢丹は前日の夜見つけた。

   

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   バスに乗ってなんとか王宮に辿り着く。地元の人々はみんな黒い喪服を着ている。王宮は相当に広かったが、おびただしい数のひとが参列していた。先代のプミポン国王(ラーマ9世、本名:พระบาทสมเด็จพระปรมินทรมหาภูมิพลอดุลยเดช)が亡くなったのは2016年10月と地球の歩き方にあったので、もう1年もタイの国民は喪に服してこうして王様の参拝を熱心にしていることになる。そういえば街中至る所にに祭壇みたいなものがあり、プミポン国王の写真が飾ってある。よっぽど慕われた人だったらしい。

 

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王宮入り口の橋は周りは黒い幕が張ってあった。持ち物検査とパスポートの提示を求められる。

 

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街中にこれがある。お供え物も

 

   いくらだったか忘れたが、王宮見学はなかなかの値段を取られた。これだけの施設の維持管理にはまあ金掛かるよね、とも思う。

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王宮内は撮影禁止だったので(あんまり)写真なし。

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次にワット・ポーを観た。王宮から歩いて割とすぐ。

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上の写真の最後、ワット・ポーの中でも一番壮大な仏像の前でお坊さんが記念撮影してたのが最高に面白かった。タイは一生に一度は全員が出家しなければならないらしく、きっとこの人たちも最近出家してとりあえずワット・ポーに来て「まあ、来たからにはせっかくだし記念に撮っときます…?」くらいの感じで写真撮ってもらったんだと思う。周りの目を気にしつついいかな…、いいよね…?って感じでやってて微笑ましかった。

 

   昨日のアユタヤはやはり遺跡、というだけあって雨風や戦乱でボロボロになってたところも多く、侵略者が征服した際に破壊したままで保存されていたりと生々しい歴史を感じられたけれど、この日行った寺院はどこもいたって綺麗で、場所によってはかなり豪華だった。仏教が深く国に根付き信仰されているのはよくわかったが、ある意味綺麗すぎてつまらないところもあった。

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 あとワット・ポーの一角で、小学生くらいの子供たちが黒板を目の前に授業を受けていた。寺は学校の役割も果たしているのか?でも学校の建物は普通にその辺にあるし子供たちは綺麗な制服を着ていたので貧しいから寺でしか学べない、とかでもなさそうだった。第一、この日は日曜日だったし。なんだったんだろうあれは。協会みたいに日曜日は寺で説法を聞こう、みたいなやつなのか。色々考えたがわからない。

 

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昼飯はトムヤンクンを食べる。本場のはやはりパクチーがガッツリ効いてる。美味しかった。スイカジュースもうまい。

どこの店に行っても大抵飲み物は7UPとファンタとコーラは置いてある。必ずストローがこうやって挟まれて出てくる。

 

 初めてトゥクトゥクに乗って移動。

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スリルが凄い。地元走りすぎて怖い。動いてる車の微妙な隙間でもガンガン入って行く。そこまでスピード出さなくていいよ、そろそろ死ぬよ、と思ってる間に着いた。

 

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バックパッカーの聖地、ことカオサンロード。

 

思ってたほど大したことない。活気がある、お店がなんでも揃ってる通り。Tシャツ、雑貨といったお土産屋、カフェ、マッサージ屋、タトゥー彫り屋などなど。あとやっぱり外国人が多い。

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 カフェでコンビニで買った煙草を吸った。銘柄は何があるのかわからなかったのでレッドのやつ!と頼んだらマルボロだった。写真がエグい。

通りを往来する人々をボーッと眺めてたらなんだかすごく心地よかった。改めていま外国来てるんだな、という実感と明後日の今頃またスーツ着て働くなんて信じられない、随分と遠くまで来たもんだな、とぼんやり考えていた。

 

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ここで買ったぞうさん柄のズボンとサンダル。超快適。

もっと早く買えばよかった。

 

今度は地下鉄に乗り、エアポートレールリンクの沿線へ戻る。

 

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 マックスバリューに入ってみた。普通によく見る商品がたくさん。友達はプリッツトムヤムクン味をアホほど買ってた。鮭マヨはイマイチ美味しくなかった…。

 

   その後も少し街を散策し、だいぶ満足したので空港に移動することに。またエアポートレールリンクで郊外へ向かう。

   この旅行は本当は3人で来る予定だったが、銀行員の友達が上司に休暇申請を断られたせいで直前にキャンセルになった経緯があった。可哀想な友達の為にいくつかお土産を買い込む。

 

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   タイ最後の晩餐は空港のタイ料理屋でナシゴレン的な何かを食べた。相方はグリーンカレーを頼んだんだけど辛すぎてひと口目で涙目になり、店員さんを呼んでディスイズトゥースパイシー、プリーズモアスイート…と泣きながら訴えてた。迷惑極まりない。店員さんはハァ、って感じでお皿を持って引っ込み、白いクリームをかけて持ってきてくれた。辛さはあまり変わってなかった。仕方なくボロボロになりながら完食してた。この3日でシンハーハイネケンも浴びるほど飲んだけど、やっぱハイネケンが一番美味いなと思う。

 

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   無事登場し、帰国。手荷物検査の列に並んでた時に前にいたゴツい金髪の白人さんが首に「枝」とタトゥーが入っていたのは何故?と討論したが答えは出なかった。空港に着くと報道陣が詰めかけており、警備員さんに誰か有名人が来るんです?と聞いたら高梨沙羅選手が帰国するらしいですよ、と教えてくれた。ミーハーなので少し待ったら遠目ですごく小柄な女性がぺこぺこ頭を下げながら通っていくのが見れた。その後黄色いユニフォームを来た集団がいたが、それは来日してたドルトムントチームの見送りだったらしい。地下鉄、新幹線と乗り継ぎ、昼には家に着いた。金曜の朝出て、月曜の昼に帰宅した3日半の旅。これ以上長ければ疲れただろうし、短ければ物足りなかったと思う。全てが丁度よかった。

 

   飛行機のチケットを押さえたのは3ヶ月前だったが、宿の予約をしたのは出発の20時間前、観光先の打ち合わせは成田へ向かうバスの中、というあまりにも無計画な旅行だった割には上手いこといったなあと思う。次はもっと近場で香港か台湾を攻めてみたい。