状況が裂いた部屋

旅行と読書と生活

2020年4月の短歌

 

引っ越しに

慣れた自分がすこし悲しい

大人になるってこういうことか

 


退屈に

向き合うのにも飽きてきて

なにかを始める

きっかけが欲しい

 


窓の外

陽のあたる場所に憧れて

どこにもいけない

四月の終わり

 


新しい

靴を買おうとしたけれど

馴染んだボロが

まだ捨てられない

 


どこへでも

行ける気がした

ハタチの自分

どこにもいけない

現在のぼく

 

 

5つともいま1時間くらいで考えた。短歌って楽しいかもしれない。人の作品を見るのは好きだったが自分で作るという発想がなかった。

少し前から小説を書こうと取り組んでいるんだけれど完成しない。文章を書くのが結構好きだと気付いてから、このブログに旅行記やら日々の雑感やらを書いてはいるんだけれど、やはり物語を書きたいなとずっと思っていた。学生時代から書き溜めてきたプロットを膨らまそうと手を付けるんだけれど、なかなか小説として書き上げることができない。作曲も出来ないし絵も描けないので(映像表現はまだ諦めていないけれど)、苦しんでもなんとか一本書き上げたい。しかし自分が好きな文章を書く人たちは小説だったりエッセイだったり記事だったりとどんな形態、どんな題材でも面白い文章を書いているので、小説にこだわらなくてもいいのかもしれない。もう少し粘ってみるけれど。自分が納得できる最高の文章をいつか書きたい。