今年も11月の文学フリマ東京に参加する予定だが、新作本の準備に取り掛かるモチベーションが上がらないため、まずはあとがきを先に書いてもう校了したと思い込む目的でこれを書く。テーマとか書きたかったことが見えていれば取り掛かれるはず。まずはここで書くと宣言する。

1.鶏を殺す
仕事小説。養鶏場の鶏を全滅するまで殺処分する業務を巡る話。養鶏場で一羽でも感染症の陽性反応が出たら、その養鶏場は防疫のため全部殺さなければならない。知っている範囲でドキュメント感を出した。普段ルーティンワークに従事する人間が、夜中に全身防護服を着て鶏を殺しまくるという非日常を描きたかった。
2.無害なテロリスト
こういうやつが存在していてほしい、という願いを具現化させた話。
3.二十五年前、八秒間
着想はアニメ『serial experiments lain』のED後に流れていたという「ウェザーブレイク」の映像から。これをニコ動で見たのは10年くらい前なんだけれど、なぜか頭に残っていたためこれに執着するオタクもいるのではないか、と推察した。安倍吉俊がサラッと落書きで書いたような玲音は可愛い。
4.始球式
何かのイベントの過程を書いてみたかった。
5.釉薬
「釉薬という言葉の響きに魅せられて、加奈子は職人になることを決めた。」この書き出しが降ってきて、あとは3日ほどで書き上げる、予定。
記念館の存在を知ったのは坂本裕二「カラシニコフ不倫海峡」に登場したため。お互いに不倫された側の妻と夫がデートで行こうか、と台詞がある。和歌山にあるため結局遠くて行かないのだが、自分は「なんで和歌山にあるんだよ」と思った。落合は秋田出身だし、ロッテや中日や巨人の本拠地でもなく何故か和歌山なのが面白かったので使った。途中で道の駅ウミガメ公園に寄る。ロードムービー的な物語。
7.コインランドリーの使い方
なぜかコインランドリーが好きで、時々題材にしている。ほぼ私小説。
8.エアライドを待ちわびて
小学5年の頃、自分が一番ハマったゲームは「カービィのエアライド」だった。特に「シティトライアル」のワクワク感は凄かった。街を飛び回りパーツを集め、ハイドラを建造できたときの無敵感。あれから20年以上が経ち、続編が出た今書きたいと思った。あの頃と今の話。思い出話ばかりする人間にはなりたくないが、フィクションの題材にする程度なら許したい。
9.オールナイトロング
昨年末にネットカフェで一気に書き上げた短編。かなり拙いがどこかで発表したかった。青臭いけど悪くないと思う。
現状9つのタイトルがあるが、このうち6個くらいを書き上げて掲載できたら上出来だ。一週間に一作ずつ仕上げていく。