状況が裂いた部屋

旅行と読書と生活

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大学生活を振り返る:⑤ 春が散るとき

物事の終わり、もしくは終わりの予感に対して感傷的になること。当時、明確に定義できていなかったが自分にはその性癖があった。割と最近になって「感傷マゾ」という言葉を知った。たぶんこれだろう。 大学4年になると、ぬるま湯に浸かった大学生活の終わり…

大学生活を振り返る:④九州ひとり旅

またひとり旅行の話。大学4年の8月半ばに内定が出てようやく就活が終わった自分は、旅に出ようと思い立ち福岡空港行きの航空券を取った。どうしても行きたい場所があった訳ではなく、当時関西より西に行ったことがなかったため、西日本で行きたい街である長…

大学生活を振り返る:③深夜徘徊

学生時代は家賃2万4千円という破格の安さのアパートに住んでいた。築45年の酷いボロ家だが大学までの立地は良く、2階の自室は日当たりも良い。洗濯機が共同なこと、よくブレーカーが落ちること以外は特段問題なく快適に暮らしていた。 大学1年の頃は自宅生の…

大学生活を振り返る:②新宿か上野か新潟

大学2年の頃に付き合っていた人は、埼玉に住んでいた。中学の同級生で、彼女は一年浪人したので当時大学1年だった。5月頃から会うようになり、9月頃に付き合い始め、クリスマスイブに別れた。 自分は貧乏な学生だったため、頻繁に会いに行くことはできず、高…

大学生活を振り返る:①春の京都ひとり旅

なぜ今さら、というタイミングだが、大学生だった頃のエピソードを思い返しながら書く。書かないと忘れるし、書くことで思い出すこともある。 基本暗くて地味な貧乏学生であったが、時々輝かしい思い出もある。楽しい学生生活だった。 ○ 大学1年の頃は個別指…