状況が裂いた部屋

旅行と読書と生活

座席の選択

   煙草吸いたい〜と喫茶店に入り、入り口から座席に着くまで10歩くらいの間にサッと座席を見渡す。喫煙席には2人掛けの席が横並びで5つあり、左端、真ん中、右端と埋まっている。必然的に2組の間に座るしかない。左端のJK2人組はかなり喧しくしている。真ん中はソロのリーマンなので無害。右はおばさんソロ。JKも悪くないけど五月蝿いのはちょっと、と右から2番目に着地し、注文する。本読もう、と開いたところで隣のおばさんの向かいにギャーお待たせ〜と最悪のボリュームでもうひとりのおばさんが到着し、旦那の悪口大会が始まる。同時にJKたちが席を立ち、端から大音量のおばさんトークを浴びながら5つある席の片側にリーマン2人が寄っているという不思議な構図が出来上がる。当然読書どころではない。

 

   と、こういう感じを2,3回連続して経験してから座席選びの選択力について考えてた。結局は運なんだけど。この喫茶店は立地的に最高なので店は変えたくない。なんとかならないものか。入り口からの10歩で瞬時に場を読み、最善の選択を導き出す能力。難しい