状況が裂いた部屋

音楽と映画と日常について

マタギの話

「大宴会in南会津」というローカルなフェスに行ってきた。空気公団、ミツメ、スカートなど、ちょうど見たかったバンドが全部見れて本当に大満足だった。が、ここではあえて同会場で開催されたマタギの方のトークライブについて書く。

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会場はこんな感じ。話者は地元のマタギ、菅屋藤一さん。話し方がとても丁寧で、かつとても面白かった。

 

    以下、語りの内容のメモ書き。主に後半の質問コーナーの回答から。

 

マタギという語の語源について。どうやらアイヌの言葉からきたらしい。「カワハギ」からきたという説もある。自分たちはマタギ、という言葉はあまり使わず、「殺生人」と言っている。

・昔は皮が高く売れたが、いまはそうでもない。胆嚢が高く売れる

・猟ができるのは3ヶ月くらい

・猟師というのは、出会い
生活の為にやっている面はあるが、喜びも悲しみも全て山がくれる。マタギになるのを決めたきっかけは、山に生きたいという気持ちがあったから。あと一番大きいのは親父の影響。

・猟師だけで生業は成り立たない、伝統を残そうという意味合いでやっている

・クマは本当に頭がいい
巣の近くの草を踏んで匂いを残す、他の動物が近寄らないように(?)

・足跡を消す。行った道をそのまま帰る、足跡を1筋しか残さない

・穴に入る際もジャンプして飛び込み、巣穴の前に前足や後ろ足の跡を付けない
・猟をするにも、何日も泊まりがけでしか行けないような山奥には入り込まない、無理はしない

・クマは1月から2月に子を産む。1匹か2匹。子クマは5月の連休くらいに穴から出てくる。
巣穴に近づくと親は怒って威嚇するが、30メートル以上巣から離れようとしない。

・親(オス)が子を殺すこともある。そういう習性がある。よってクマの頭数はあまり増えない。

・シカもいるけど狩らない。仕事が忙しくて

・最近は山仕事をする人がいないため、クマが住むラインが里に近づいてる。

・クマは押す力は強くないが、引く力はものすごく強い。巣をつつくとものすごい力で引き摺り込まれる。

・クマに遭遇したら、向かって立っててはいけない。地べたにうつ伏せになること。

・死んだふりはあんまり意味ない。多少喰われるのはあきらめよう。

・山に入るときは、ヘルメットをすること。クマに限らず、大きな枝が落ちてきたりする。

・地元のマタギで一番若いマタギは50歳近い。3人ほどしかいない。

・(半分冗談で)弟子になりたい人は名乗り出てほしい。 

 ・いつでも遊びに来てほしい。山へ案内する

 

トークライブが終わってからクマの皮を触らせてもらった。爪までしっかりそのまま。毛は結構柔らかかった。

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あと菅屋さんから名刺を頂いた。「間方生活工芸技術保存会」の会長という肩書きだった。脇に奥会津編み組細工というのだろうか、木で組んだバスケットが置いてあった。

 

マタギについては前から興味があり、図書館で民俗学の本をちょっと読んでみたりしていた。なぜ自分が興味を持ったのか考えると、マタギや山伏みたいな「境界」の向こう側とも呼ぶべき独特の場所を持っている人たちに関心があるようだ。マタギの人たちは山でしか使わない言葉、マタギ特有の言葉を持っていて、それを村など山以外の場所で使われるのを嫌ったらしい。あとマタギ以外に口外されない儀式を持っていたり、獲物を屠るときに呪いを唱えたりと、まるで物語の中の話みたいな行いをやっている。現代では流石にそこまでやってる人がいるかはわからないけれど、僕がパソコンに向かってるいまでも、同じ地続きの日本のどこかの山奥でそういった全く違う価値観と文化が生きてるのだなと考えるとワクワクする。ドキュメンタリー映画とかあったら観たい。

 

『エウレカセブン ハイエボリューション1』を観た

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エウレカセブン ハイエボリューション1』、公開初日に観てきた。新劇場版全三部作の第一弾。

テレビシリーズが終わったのが2005年、そこから12年を経ての劇場版。以前にストーリーがだいぶ改編された『ポケットに虹がいっぱい』という劇場版もあったので、2度目の映画化になる。『ポケット』はレントンのモノローグが多く、総集編というにもなんか違うし、正直言ってそこまで…といった感じだった。他にもCRエウレカセブンやら漫画版とか(AOには触れない)コンテンツとしていろいろ使われてきたけれど、本編から12年経った現在でも、こうして劇場版を3作も制作するなんてなかなかに凄いことだ。


映画の感想。オープニングからの30分の戦闘シーン、これだけでお腹いっぱいだし大満足だった。というかぶっちゃけ、これが全てである。LFOが追跡弾を例のウネウネ軌道で避けまくり、暴れまくるド迫力の戦闘。音もこれでもかというくらい凝ってて良かった。アドロック・サーストンが英雄になった「エイフェックス作戦」(!)の壮絶な闘いと、軍属時代のタルホ・ユキのまた違う髪型(最高)を映画館で観ることだけで満足できる人間には観る価値がある。タルホ、軍学校主席卒業の指揮官だったのかよ。ホランドがアドロックを「師匠」と呼んでいるところにグッときた。正直冒頭以外はレントンの 目線のテレビシリーズの再構成なので大して見ることない。レイとチャールズとのエピソードがメインで、懐かしいな〜と感傷に浸って終わった。ちなみに俺たちの永遠のヒステリックヒロイン、アネモネは全く出てこない。おそらく来年公開2から登場する。

 

せっかくなのでテレビシリーズの方を振り返って書きたい。王道のロボットアニメでありながら、人と星の共生、正義とは何か、といった深いテーマに触れ、美しいメカニックと戦闘シーンの迫力ある映像、90年代サブカルチャーへの愛にまみれた小ネタ、そしてsupercarの「storywriter」をはじめ、数々の名曲がOP、EDや挿入歌として使われたという語る要素が多い名作アニメだ。「王道は全部やる」という気概と全50話という恵まれた環境から、伝説の第39話、謎のサッカー回が生まれた。

    サッカーはともかく、第26話「モーニンググローリー」や第48話「バレエメカニック」などいわゆる“神回”に辿り着くまで、月光号から家出したり、ウジウジ悩んで失敗するレントンや何度か容姿が変わってしまうエウレカ、性格最悪ですぐ暴力を振るうホランドのやりとりなどを見させられることになり、特に中盤は厳しい。その分第26話「モーニンググローリー」で1話以来のstory writerが流れ、戦闘の中でレントンエウレカの気持ちが通じる瞬間は今思い出しても鳥肌が立つ。コーラリアンとは、スカブコーラルとは、ヴォダラクという宗教とは。ダイアンはどの世界にいるのか。レントンの母は誰だったのか。プロトタイプのLFOはどうやって生まれたのか(これは一応明らかになってるが)。謎は多く考察もきりがないほどだし、今後の劇場版でもそれら全てが明かされることは1を見る限りなさそうな気がする。

これだけのファンが今でも離さない理由がある故、こうして何度もリメイクされるアニメなんだと思う。ボーイミーツガールなストーリーでありつつ、細かい作画と迫力ある戦闘シーン、人を信じること、愛することといった普遍的なテーマに触れた、ロボットアニメのロマンの全てが詰まった永遠の名作。

 

最後に僕が一番好きだったエンディング曲を貼っておく。交響詩篇エウレカセブン ED - YouTube

 

無題

・まとまった文章を書けなくなった。読むにも書くにも体力がいる。思い返せばきちんと書けたことなんて一度もなかった気がするけれど。ここで言う“体力”というのは能動的に何かに取り込む時に必要なモチベーション、知識の引き出し、そしてそれを人に見せる勇気、などを引っ括めて指している。自分には全部が足りないんだけれど、特に最後のそれに関しては全くない。故にこうして誰に向けるでもなく駄文を書いて、後で見返してひとりでどうしようもない気分にさせられる。今からでも何とかしたいところなんだけど。この薄い鬱みたいなモードがいつ晴れるのか、不安で仕方ない

 

・誰に見せるわけでもない文章の断片みたいなメモ書き、書きかけで投げられたプロット、中途半端な創作欲の残骸みたいなもの。さっさとこのつまらない自意識みたいなものを捨て去って楽になりたい

 

・読めなくなった、に関して言えば読書のペースも圧倒的に落ちている。新しいものを咀嚼して自分の中に納める、といった作業がつらく、もう何度も読んだものを読み返しては安心している。一時期はそのストレスなようなものが毒となって自分の中に溜まり、それを上手く吐き出せれば何かしら作れるのでは?という機運も感じていたけれどそれも薄まってきて、いよいよもう自分は駄目なのでは、と暗い気持ちに至る

 

・どうしようもないこの暗い気持ちをこんな駄文として書き出す事くらいしかできない、しょうもない自分を受け入れる自己肯定感、どうしたら手に入るんだろう。お酒や煙草、手っ取り早い気分転換ではどうにもならない現状、どうしてこうなったかなとか言いながらお酒と煙草をやってこの文章を書いている

愛と笑いの夜

 iPhoneのメモ帳に残っていた、今年の5月頃の飲み会の記録。ゼミの同期、後輩と男3人でただ集まって飲んだだけなんだけれど、単純にとても楽しい夜だったので文章にしておく。

 

 

 ある金曜日の夜、その飲み会は新潟の古町で決行された。古町は駅から徒歩15分はかかるし、僕以外の2人はまだ学生なので、街まで出てきてもらうのはちょっと遠くて悪いな、と企画して思ったが、案の定2人とも大幅に遅刻してきた。到着した2人はボロボロだった。後輩の方は右膝の十字靭帯を断裂しており、若干足を引きずって歩いていた。バイト中の事故だったらしい。もうひとりの方は2留しており、3度目の大学3年だったが、その日の講義をサボったせいで今期で受講が5回目となる必須を落としたとのことだった。ボロボロの学生2人が揃ったところで、とりあえず乾杯し、焼き鳥屋で一次会が始まった。

 2人の近況やゼミの状況(“2留”はゼミに出てないのでわからないようだったが)、大学周辺の飲み屋の変遷などひととおりの話題が終わった頃、入り口からうちの課の課長が入ってくるのが見えた。僕は職場では真面目な新卒2年目の爽やかな青年を演じているため、口には煙草を咥えた状態で、右側にはどう見てもカタギではない外見の体重90キロの元アメフト部、向かいには25歳なのに大学3年の引き篭もり(外見ではわからないだろうけど)を従えて飲んでる構図。あまり上司に見られたくない状況だった。しかし逃げ場は無かったので立ち上がって挨拶すると、課長は一瞬かなり驚いた顔をしたけれど、片目を瞑ってにっこりし「お互い、他人のふりな」と言った。いい人だと思う。その後もしばらく飲み、次の店に移動した。

 

   学生2人にわざわざ街中まで来てもらって飲む目的は、シーシャ屋に行くことだった。前回学生街でゼミ飲みをした際、シーシャ屋に行きたいな、と言ったらこの2人が乗ってきた訳だ。しかし2軒目にはまだ早いかな、と近くのクラフトビールが飲める店に入る。

   その店には結局3時間近く滞在した。後輩がつい昨日女の子にフラれたことをぶちまけたので大いに盛り上がり、気付けば店員の女性と店長さんの5人で恋愛談義になったからだ。完全に酔っ払た後輩はその子とのLINEの会話を見せてきたので4人で携帯を回してじっくり鑑賞したが、なかなかになかなかな内容だった。店長さんはかなり経験豊富らしく、デートの誘い方、一緒に出掛けた翌日の接し方、距離の詰め方、などなど様々なテクを教えてくれた。どれも成る程と思えるアドバイスだったが、あくまで僕のパターンですけどね、と一つの手段として参考までに、というスタンスなところが好感が持てた。一方の僕は大した経験もないのでアドバイスなど持ち合わせてなく、一般論しか言えなかった。こういう話題は専ら聞き役に回るのがいい。2留は爛れた恋愛しかしてこなかったようで、店員ちゃんとジョジョの話に興じていた。いよいよ酔って呂律が回らなくなった後輩が話題の女の子の写真を見せてきたが(専用のフォルダがあった)、めちゃめちゃに可愛かったので店長とプロレス技を掛けようとしたが2人とも簡単に組み付されてしまった。アメフト部は強すぎる。ドイツの黒ビールが美味しかったが名前を忘れた。シュトロハイムは2部に出てくる軍人だしな…。

   時間は確か11時に近かった。終電で各々の家に帰るなら駅に向かわなくてはならない。かなり酔っ払った状態で通りに出ると、肩を貸さないと歩けない人、側溝に半分落ちた状態で寝ている人、客引きのお姉さんと会話にならない会話をしている人など、金曜の夜の飲み屋街はカオスな活気に満ち溢れていた。お酒に飲まれた学生が駐車場に行き倒れてたり、喚き散らしたりしていた学生街の風景が思い出された。2留がどこも変わらねえな、と言って煙草に火を点けた。僕はなんだかとても楽しい気分だった。ここでなんとなく写真を撮ったんだけれど、全部ぼやけている。

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この写真は僕も写っているため、自分で撮った訳ではないのだが、誰が撮ったのか全く記憶にない。サニーデイサービスのアルバム「愛と笑いの夜」みたいで気に入っている。

 

   終電に乗らない選択をし、3軒目は念願のシーシャ屋へ入った。注文の仕方もさっぱりわからなかったので教えてもらいつつ、適当にシナモンとバナナのフレーバーと、ミントのフレーバーを注文した。あのインドっぽい吸入パイプのついた金具に火をくべ、フレーバーを入れていたが器具の観察より隣のソファで乳繰り合ってたカップルが気になった。そのカップルはすぐ居なくなり、狭い店内のほかを見渡すとなかなかに独特でいい空間だった。Macで何かの作業をしている人、ジェンガをする女の子たち、ポロポロとアコギを弾いてる男、などなど、煙の向こうでみんな気怠そうに何かの作業をしていて、でも取り組んでいるものはあくまで暇つぶしで心ここに在らず、という雰囲気が共通していた。僕にそう見えただけかもしれないが。

   後輩は火の鳥を手に取ったがすぐに眠ってしまった。僕たちもやっぱ望郷篇だよな、わかる、でも未来編も好き…と推し篇の話をしつつ少し読んだが、結局オセロをやった。2留はさっきオセロ世界一の人の試合ユーチューブで観たんだ、と言って僕を圧倒した。

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    オセロを何ゲームかしたあと、2人で様々な話をした。漫画の話、小説の話、就活の話、旅行の話、などなど。2留は地元には数人友達がいるらしく、最近大洗へガルパン聖地巡礼に行ったんだ、と楽しそうに話した。僕が7月にタイに行くんだ、と言うと大麻やるなら絶対バレないようにうまくやれよ、と言われた。あとハングオーバー2を観ることをおすすめされた。

 

   居心地がよく、シーシャもずっと吸ってられるのでかなり長い時間いたが、結局後輩を叩き起こして外に出た。夜の街のカオスは治まって静かだった。近くのラーメン屋にはいる。当然のように大盛を頼む2人に現役学生の若さを見せつけられた。

    信じられないことに、このラーメン屋に3時間くらい滞在した。映画の話で盛り上がったからだ。

   2留のスマホの待ち受けは口が裂けたピエロの写真だった。僕がヒース・レジャーだ、と指摘すると彼はめちゃめちゃ嬉しそうにわかるか、もう死んじゃったけど、とダークナイトの話をし始めた。バッドマンシリーズでも一番の傑作だと思う。ヒース・レジャージョーカー役の役作りの為、ホテルの部屋に閉じこもったエピソードなどを語り合った。一瞬でラーメンを食べた後輩が暇そうで悪かったので、エイリアンの話をした。エイリアン1のラスト、宇宙船に穴が空きエイリアンが掃除機の吸引みたいに外に吸い出されるシーンの最高さ加減について真剣に語り合った。これ以上ない最高のスプラッタ映画だ。しかし2001年宇宙の旅然り、スターウォーズのローグワンのラスト然り、生身の人間が一瞬ハッチの向こう、宇宙空間に出るシーンがあるがその辺判定甘いのどうなんだ、絶対死ぬしダメでしょ…。しかし後で見返したところローグワンはダースベイダーだったし、奴の服は宇宙服も兼ねてるらしいと結論付けられた。そこから、我々が小学生の頃金曜ロードショーでやっていた名作を語り合った。コマンドー、ハムナプトラ、バックトゥーザフューチャー、ダイハード、ホームアローンタイタニック、タクシーシリーズ、ミッションインポッシブル、マトリックス… なんであんなに面白かったんだろう、いやいま見ても面白いんだけれど、なんか小学生の頃リビングで夜更かしして観たあのワクワク感ってなんだったんだろう。あの頃のシュワちゃんってこの世で最強だと思ってたし2015年にはホバーボートをみんな乗り回してると信じてたよな、あの感じってもう帰ってこないんだろなあ…と最終的に感傷的になってしまった。

   2留は映画クラスタであり、ネットフリックスに入ったことが引き篭もりに拍車をかけているようだった。あの24が全部見れちゃうんだぜ、とジャック・バウアー役のキーファー・サザーランドが子役時代スタンドバイミーの不良グループのボス役として出演していたことを教えてくれてまじかよと愕然とした。そしてしきりにロードオブザリングの「王の帰還」で呪いが解けた王が目覚めるシーンのモノマネをするのだった。ちゃんとして卒業してほしい、と思いつつこいつにはずっと学生やっててほしいとも思う。

 

   朝方、始発前の駅まで歩いた。帰り道にウォークマンomoide in my headとアパルトの中の恋人たちを聴きながら帰った。時々でいいから、またこんな夜があればいいなと思う。

喫煙所の話

   先日遊園地に行った。中学生の頃にディズニーランドへ行った以来なので10年ぶり。田舎にポツンと建っているその遊園地は、いい感じに寂れていてなんとも言えない情緒があった。店員さんもシルバー人材センターから来ました、みたいなおじいさんばかりで、皆さんアロハシャツを着ており、非常にのんびりとした空気が流れている。適当にジェットコースターに乗ったら割とスリルがあった。スピードの恐怖よりも老朽化の心配からくる部分が大きかったかもしれない。クライマックスの景色が良く、調子いいときのバンドでの演奏中みたいな無敵感を味わえた。滞在2時間くらいだったがなかなか楽しめた。

   遊園地の隣にボートレースのチケットが買える施設があった。正式名称は競艇場外発売場というらしい。スポーツ新聞を小脇に抱えたジャージ姿のおじさん、アル中の雰囲気を漂わせた爺さんなどが賭け事に興じようとウロウロしている空間だった。親子連れが遊びに来る夢の国である遊園地と、何処となく退廃的な空気を醸し出す競艇場が駐車場を共有して隣り合っている構図が、なんとも趣深いな、と思った。

 

   退廃的、なんて書いてしまったがその競艇場はとても綺麗で、窓際に広い喫煙所があった。遊園地への待ち合わせに遅れた連れを待つ間、僕はその喫煙所に座り、2本ほどタバコを吸いながらボートレースを観戦した。

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   ベランダは遊園地の入場ゲートが正面に向いており、父親が家族サービスの一環なのか子供たちの手を引いて向かっていくのがよく見えた。この喫煙所を作った人に他意はないと思うが、競艇場と遊園地、というあまり相容れない2つの構図の断絶を見せつけられているようで、昼間から賭け事に興じている親父たちに何を見せつけてるんだ、と思ってしまった。別に競艇を悪く言っている訳ではない。こっちに来る家族もいるし、全く健全な趣味だ。ボートレース観戦面白かったし。というわけで(?)喫煙所に興味を持った。

 

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   時々行く大型銭湯の喫煙所。広くてよい。風呂に入った後の綺麗な体で喫煙所に入り煙に巻かれるのは嫌だが、大抵風呂上がりは煙草を吸いたくなる。食事の後に吸いたくなるのもそうだけれど、物事や作業が終わったタイミングで吸いたくなるのはなにかメカニズムがあるのだろうか。ただ単に席を立ち喫煙所にいくのに区切りがいいからか。わからない。

   

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  自転車で行ける距離にある銭湯に併設されているコインランドリー。実質喫煙所になっている。好きなくたびれ方をした空間。平成一桁年代のジャンプが置いてある。でも背表紙は日焼けがひどくもはや読めない。

 

 

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   好きなバーガーショップの喫煙スペース。あまり煙が充満しているところでハンバーガーは食べたくないので、別の席で食べてからアイスコーヒーだけ持って来ることが多い。音楽がうるさい。狭くて落ち着く。

 

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俺たちのコメダ珈琲の喫煙所に、1人掛け用でやたら勉強部屋みたいになってる席がある。あまり座ろうとは思わない。

 

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最後に最近見つけた一番好きな喫煙所。某新潟市内の映画館の入り口横に、普通は気付かないくらいの隙間があり、半楕円?みたいな形のスペースとなっている。映画を観終わってぼうっとしたい時に一服するのに丁度良い。

 

タイ旅行記②

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タイ旅行の記録の後半。

 

◯3日目

   前日にシンハービールをたらふく飲んだ割には早朝に目が覚める。ホテル内を探検して屋上で煙草を吸った。隣のホテルはプールがついていたが当然誰も泳いでいなかった。

 

   この日は近場の寺院と王宮を見て、買い物をして移動、夜10時に空港から日本へ帰国、の予定。朝食は昨日とほぼ同じメニューを食べた。タイ版の仮面ライダーみたいなのをテレビでやってたんだけど、主人公が全ての敵を登場から10秒くらいで光線発射して倒すので強さがわからない。テンポが良すぎる。B級パチモン感が凄くてかなり面白かった。

   枕元の台に少しだけチップを置いてチェックアウトする。5分くらい歩いてから僕が腕時計を忘れたことに気づき、慌てて戻る。カタコト英語で部屋に時計を…とフロントのおばさんに話してたら掃除のおじさんがコレかね、と持って来てくれた。めっちゃ感謝したしもっとチップ置いとけばよかったと思う。

 

   最初に王宮を観に行こうとバス停を探す。街を歩くと改めて日本企業の多さが目につく。セブンイレブンとかトップバリューとかめっちゃある。

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   日本のお菓子とか普通に売ってる。タイ語表記もあるけど、基本的にパッケージは日本と一緒。伊勢丹は前日の夜見つけた。

   

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   バスに乗ってなんとか王宮に辿り着く。地元の人々はみんな黒い喪服を着ている。王宮は相当に広かったが、おびただしい数のひとが参列していた。先代のプミポン国王(ラーマ9世、本名:พระบาทสมเด็จพระปรมินทรมหาภูมิพลอดุลยเดช)が亡くなったのは2016年10月と地球の歩き方にあったので、もう1年もタイの国民は喪に服してこうして王様の参拝を熱心にしていることになる。そういえば街中至る所にに祭壇みたいなものがあり、プミポン国王の写真が飾ってある。よっぽど慕われた人だったらしい。

 

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王宮入り口の橋は周りは黒い幕が張ってあった。持ち物検査とパスポートの提示を求められる。

 

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街中にこれがある。お供え物も

 

   いくらだったか忘れたが、王宮見学はなかなかの値段を取られた。これだけの施設の維持管理にはまあ金掛かるよね、とも思う。

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王宮内は撮影禁止だったので(あんまり)写真なし。

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次にワット・ポーを観た。王宮から歩いて割とすぐ。

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上の写真の最後、ワット・ポーの中でも一番壮大な仏像の前でお坊さんが記念撮影してたのが最高に面白かった。タイは一生に一度は全員が出家しなければならないらしく、きっとこの人たちも最近出家してとりあえずワット・ポーに来て「まあ、来たからにはせっかくだし記念に撮っときます…?」くらいの感じで写真撮ってもらったんだと思う。周りの目を気にしつついいかな…、いいよね…?って感じでやってて微笑ましかった。

 

   昨日のアユタヤはやはり遺跡、というだけあって雨風や戦乱でボロボロになってたところも多く、侵略者が征服した際に破壊したままで保存されていたりと生々しい歴史を感じられたけれど、この日行った寺院はどこもいたって綺麗で、場所によってはかなり豪華だった。仏教が深く国に根付き信仰されているのはよくわかったが、ある意味綺麗すぎてつまらないところもあった。

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 あとワット・ポーの一角で、小学生くらいの子供たちが黒板を目の前に授業を受けていた。寺は学校の役割も果たしているのか?でも学校の建物は普通にその辺にあるし子供たちは綺麗な制服を着ていたので貧しいから寺でしか学べない、とかでもなさそうだった。第一、この日は日曜日だったし。なんだったんだろうあれは。協会みたいに日曜日は寺で説法を聞こう、みたいなやつなのか。色々考えたがわからない。

 

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昼飯はトムヤンクンを食べる。本場のはやはりパクチーがガッツリ効いてる。美味しかった。スイカジュースもうまい。

どこの店に行っても大抵飲み物は7UPとファンタとコーラは置いてある。必ずストローがこうやって挟まれて出てくる。

 

 初めてトゥクトゥクに乗って移動。

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スリルが凄い。地元走りすぎて怖い。動いてる車の微妙な隙間でもガンガン入って行く。そこまでスピード出さなくていいよ、そろそろ死ぬよ、と思ってる間に着いた。

 

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バックパッカーの聖地、ことカオサンロード。

 

思ってたほど大したことない。活気がある、お店がなんでも揃ってる通り。Tシャツ、雑貨といったお土産屋、カフェ、マッサージ屋、タトゥー彫り屋などなど。あとやっぱり外国人が多い。

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 カフェでコンビニで買った煙草を吸った。銘柄は何があるのかわからなかったのでレッドのやつ!と頼んだらマルボロだった。写真がエグい。

通りを往来する人々をボーッと眺めてたらなんだかすごく心地よかった。改めていま外国来てるんだな、という実感と明後日の今頃またスーツ着て働くなんて信じられない、随分と遠くまで来たもんだな、とぼんやり考えていた。

 

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ここで買ったぞうさん柄のズボンとサンダル。超快適。

もっと早く買えばよかった。

 

今度は地下鉄に乗り、エアポートレールリンクの沿線へ戻る。

 

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 マックスバリューに入ってみた。普通によく見る商品がたくさん。友達はプリッツトムヤムクン味をアホほど買ってた。鮭マヨはイマイチ美味しくなかった…。

 

   その後も少し街を散策し、だいぶ満足したので空港に移動することに。またエアポートレールリンクで郊外へ向かう。

   この旅行は本当は3人で来る予定だったが、銀行員の友達が上司に休暇申請を断られたせいで直前にキャンセルになった経緯があった。可哀想な友達の為にいくつかお土産を買い込む。

 

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   タイ最後の晩餐は空港のタイ料理屋でナシゴレン的な何かを食べた。相方はグリーンカレーを頼んだんだけど辛すぎてひと口目で涙目になり、店員さんを呼んでディスイズトゥースパイシー、プリーズモアスイート…と泣きながら訴えてた。迷惑極まりない。店員さんはハァ、って感じでお皿を持って引っ込み、白いクリームをかけて持ってきてくれた。辛さはあまり変わってなかった。仕方なくボロボロになりながら完食してた。この3日でシンハーハイネケンも浴びるほど飲んだけど、やっぱハイネケンが一番美味いなと思う。

 

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   無事登場し、帰国。手荷物検査の列に並んでた時に前にいたゴツい金髪の白人さんが首に「枝」とタトゥーが入っていたのは何故?と討論したが答えは出なかった。空港に着くと報道陣が詰めかけており、警備員さんに誰か有名人が来るんです?と聞いたら高梨沙羅選手が帰国するらしいですよ、と教えてくれた。ミーハーなので少し待ったら遠目ですごく小柄な女性がぺこぺこ頭を下げながら通っていくのが見れた。その後黄色いユニフォームを来た集団がいたが、それは来日してたドルトムントチームの見送りだったらしい。地下鉄、新幹線と乗り継ぎ、昼には家に着いた。金曜の朝出て、月曜の昼に帰宅した3日半の旅。これ以上長ければ疲れただろうし、短ければ物足りなかったと思う。全てが丁度よかった。

 

   飛行機のチケットを押さえたのは3ヶ月前だったが、宿の予約をしたのは出発の20時間前、観光先の打ち合わせは成田へ向かうバスの中、というあまりにも無計画な旅行だった割には上手いこといったなあと思う。次はもっと近場で香港か台湾を攻めてみたい。

 

 

 

   

タイ旅行記①

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   2017年7月14日〜17日の日程で人生2度目の海外旅行へ行ってきた。行き先はタイ、友人と男2人旅。現地で過ごしたのはだいたい2日半、飛行機で日を跨いだので2泊4日の旅行だった。コンパクトなからとても楽しい旅行になったので書き留めておこうと思う。

 

◯1日目

   新潟駅から上越新幹線と京成バスで成田空港へ。航空会社のカウンターでチェックインし、手荷物検査と出国審査を終えたところで相方が予約していたwi-fiルーターをレンタルし忘れたことに気付く。空港ロビーへは戻れそうもない。潔く諦める。あと検査でニュージーランドで20ドルくらいで買った栓抜き付き多機能ライトが引っかかり、泣く泣く処分した。というかナイフがついていたことにそこで初めて気付いた。多機能過ぎて知らなかったよ。特に思い入れはなかったが勿体無いことをしたと後悔。若干不安を覚えつつ搭乗。このとき14日12時ジャスト。

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   機内は冷房が効きすぎていて寒い。航空券がかなり安かったのでてっきり食事は出ないものと思っていたが出た。初機内食。味付けがもうタイだった。なかなか美味しい。じゃがりこは持ち込み。

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   窓際の席ではなかったので、景色はよく見えなかったが映画を観れたので「湯を沸かすほどの熱い愛」と「インターステラー」を続けて観た。英語だとタイトルはHer love boils bathwaterらしい。杉咲花のファンなんだけれどやはり演技上手い。一番泣けるシーンは探偵の男が幼い娘に、人は死んだらもう会えない、天国にいるお前の母親は死んでいて、だから母親にはもう会えないんだと死の概念を伝えるシーンだ。

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   あとはローリング・ストーンズキューバでのライブ映像を見るなどして過ごした。到着前には牧場しぼりと思われるアイスの提供まであった。満足。

 

   現地時間の16:30にタイのスワンナプーム空港に到着。日本との時差が2時間あり、6時間フライトしたが2時間巻き戻っている。少し得した気分。カウンターでwi-fiルーターをレンタルする。対応してくれたのは若くて可愛い女性だった。が、こちらが英語が全くわからないため手惑った。3日間借りたい、というのは伝わったが、訳がわからない額のお金を請求される。5分ほどジェスチャーでやり取りした挙句、そのほとんどはデポジットで、返したら帰ってくるらしいことを理解。3日後無事にここへ来れたらあの優しいお姉さんと写真撮ろう、と相方と話し合った。

 

    バンコクの街中へは空港に直結しているエアポートレールリンクという高速鉄道を使う。森が生い茂っているところから急に高層ビルが建ち並ぶ都会に出るので、発展途上国感がすごい。マッカサンという駅で降りる。

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   ここまでずっと屋内だったので、駅で降りたところでようやく、「タイに来たぞ!」感を味わった。まずは匂い。生活臭というか、食べ物の匂い、排気ガスの匂い、植物の匂いなどあらゆる匂いがごちゃ混ぜになり街中に漂っている。一番に異国情緒を感じたのはそれだった。どこの通りも所狭しと屋台が建ち並び、果物やらジュースやら焼き鳥のようなものを売っていた。衛生状態とか心配になったが案外すぐに慣れた。大きな幹線道路には夥しい数の車とバイクが行き交っている。信号はあまりない。広い道路の十字路には流石にあるが、ちょっとした曲がり角とかには基本ないので、「渡るぞ!」とアピールし勇気を持って車を停めさせなければならない。

   活気に満ちた街に感動しつつ、マッカサン駅から歩いて15分くらいのホテルに着く。

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非常にわかりづらいところにあったが、旅先のテンションで迷うのすら楽しかった。ここでも1000パーツのデポジットを取られ、部屋に入る。6階建ての6階。

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ドリアンの持ち込みが厳しく制限されてて笑った。

 

   荷物を置いてすぐに夜の街へ。

   バンコクの夜、といえば歓楽街とゴーゴーバーだろ、と思うけどこの日はまだ初日だし、まだ銀行でバーツに両替してないから手持ちほとんど無いし、と言って近場を散策して夕飯を食べる程度にしておいた。パッタイとよくわからないスープを食べたが美味しかった。全てにパクチーが入っている。あと食べてる最中に突然停電して面白かった。10秒くらいで復旧したけど。よくあるらしい、流石発展途上国だ。

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   部屋に帰りシャワーから戻ると、相方がテレビの配線をいじっている。音が出ないらしい。適当にチャンネルを回すと、アニマックスがあったので無音で金田一少年の事件簿らんま1/2を観る。2晩泊まったが、ホテルではずっとアニメを観ていた。翌日には音が出たし。らんま可愛い。

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ビールを飲む。スナック菓子がめちゃ美味い

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◯ 2日目

   翌朝、ホテルで朝食を食べ、9時に出発。ホテルの人にサワディークラップ(発音的にはサワディカー、って感じ)と挨拶するとニッコリと返してくれる。さすが微笑みの国だ。この日の予定は終日アユタヤ遺跡観光。天気が心配だったが快晴だった。

   アユタヤへ鉄道で行くには、クルンテープという駅に行く必要がある。グーグルマップによると徒歩45分。地下鉄に乗って行くつもりだったが、街を歩きたいね、となって結局頑張って歩くことになった。早朝の散策はなかなか楽しかった。

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日本語が微笑ましい感じになってる。街を歩いていると、露天の人やトゥクトゥクのおじさんになぜか日本人と判断されて「おいしい!」とか「ありがとう!」とかクソ適当な日本語で話しかけられる。他にもアジア人はたくさんいるのに、どうして見分けられるんだろうか。

 

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   途中で川沿いに出たので水上マーケットが見れるかな、と期待したが走っていたのは超高速の水上乗合バス?だけだった。

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   道を歩くと猫がたくさんいる。みんな人懐っこくて触らせてくれる。

 

   グーグルマップを頼りになんとか歩いてクルンテープ駅にたどり着いたが、この日は土曜日だったため事前に調べていたダイヤでは電車は走っていないことが判明。どうしよ、と途方に暮れていたらアナタ日本人?アユタヤ行く?と日本語ができるおばさんに話しかけれられる。ガイドの人らしく、こちらのたどたどしい英語とおばさんのなぜか関西訛りの日本語でなんとかタクシーでアユタヤ1日観光がお得で便利、ということがわかり紹介してもらう。アユタヤどうやって観光するん?と聞かれてバイウォーク!と僕が答えたらなんでやねん!と強烈にどつかれて笑った。アユタヤの遺跡は街に点在しており、回ろうとしたらトゥクトゥクに乗るか自転車レンタルをすることになるらしい。全く下調べしていないことを反省しつつおばさんにお礼を言い、タクシーに乗った。

 

   高速を140キロくらいでブッ飛ばすタクシーは怖かったが気持ちよかった。アユタヤ遺跡はアユタヤ県にある。40分弱で着いた。レートが良さげなところで1万円分バーツに両替する。

    見たかった主な遺跡は全部見れた。しかし写真はどれがどれだか忘れたので適当に載せておく。

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また怪しい日本語を発見。あざとい

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パイナップルアイスが美味しかった。

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犬は暑さでぐったりしていた。

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アユタヤは川に囲まれた地形のようだ

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   タクシーのおじさんは観光中はタクシーで煙草を吸って待っていてくれる。遺跡の入り口に着くとヒア!と言って知らせてくれ、僕ら2人が1時間くらいふらふらと観光して戻ってくると近くの駐車場から手を挙げて知らせてくれ、また次の遺跡で降ろしてくれて、の繰り返し。トヨタの車だったのでメイドインジャパンだ、と言ったらそうそう、あんたの国のだ、みたいな会話をした。遺跡巡りの途中の車内で、おじさんが突然「ぞうさん?」と聞いてきて、2人で何事…?と困惑していたら今度は「ぞうさん、する?」と聞いてきた。そこでようやくお金を払ってゾウに乗ることできるけどどうする?という意味だと分かって笑った。結局乗らなかったけど。いいおじさんだった。 

 

   この日はホテル戻ってひと休みした後、ある意味メインイベントであった”夜のバンコク”をめちゃめちゃ楽しんだ。詳細は敢えて割愛する。お店の中は撮影禁止だった。

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   長くなったので後半はまた後日書く。