状況が裂いた部屋

旅行と読書と生活

無題

・まとまった文章を書けなくなった。読むにも書くにも体力がいる。思い返せばきちんと書けたことなんて一度もなかった気がするけれど。ここで言う“体力”というのは能動的に何かに取り込む時に必要なモチベーション、知識の引き出し、そしてそれを人に見せる勇気、などを引っ括めて指している。自分には全部が足りないんだけれど、特に最後のそれに関しては全くない。故にこうして誰に向けるでもなく駄文を書いて、後で見返してひとりでどうしようもない気分にさせられる。今からでも何とかしたいところなんだけど。この薄い鬱みたいなモードがいつ晴れるのか、不安で仕方ない

 

・誰に見せるわけでもない文章の断片みたいなメモ書き、書きかけで投げられたプロット、中途半端な創作欲の残骸みたいなもの。さっさとこのつまらない自意識みたいなものを捨て去って楽になりたい

 

・読めなくなった、に関して言えば読書のペースも圧倒的に落ちている。新しいものを咀嚼して自分の中に納める、といった作業がつらく、もう何度も読んだものを読み返しては安心している。一時期はそのストレスなようなものが毒となって自分の中に溜まり、それを上手く吐き出せれば何かしら作れるのでは?という機運も感じていたけれどそれも薄まってきて、いよいよもう自分は駄目なのでは、と暗い気持ちに至る

 

・どうしようもないこの暗い気持ちをこんな駄文として書き出す事くらいしかできない、しょうもない自分を受け入れる自己肯定感、どうしたら手に入るんだろう。お酒や煙草、手っ取り早い気分転換ではどうにもならない現状、どうしてこうなったかなとか言いながらお酒と煙草をやってこの文章を書いている