状況が裂いた部屋

旅行と読書と生活

2023年の創作

大雑把に分けると一年の前半はバンド関係、後半は執筆で成果物ができた。

 

今年作った、自分が関わった作品

・『sidewalk/bluepoint』


www.youtube.com

drama-niigata.bandcamp.com

随分と前、2019年頃に録音した音源を2曲入りシングルとしてリリースした。時間がかかったが、とにかく発表できてよかった。曲としてもちろん良い曲だけれど、それ以上に出せたことに意味があるものだった。リリースできたことでようやくバンドが次に進むことができた。


・『sidewalk』MV


www.youtube.com

MVを制作。これについては別で記事を書いた。無料のソフトを使って、1か月半ほどかけてコツコツ作業して完成した。映像も気に入っているが、ずっと撮ったまま温めていた映像をまとめて、作品として完成させることができたのが大きい。

 

・エッセイ本『20-30』

1か月書き続けてなんとか文フリ前に完成した本。エッセイ本を書くのは初めてだった。いま読み返すと面白い部分と「なんだこれ...」となる文章が半々くらい。でも書いてよかった。1項目ごとに500~600字くらいの文章で書いたが、「話題の提示→それにまつわるエピソード」の構成が「話題の提示→こんなことがありました」くらいの半端な導入で終わっている項目があり、何の深みもない。別にオチはなくても最後までちゃんと書けよ!と思う。


この他、自分が参加した座談会が本になったり、来年発行予定の雑誌に記事を書いたり、ゆっくりとしたペースでも創作に関わることが出来ていてありがたい。あとは人と会って話すことの大事さを身に沁みて感じた。制作したものの感想を聞けるとモチベーションが上がる。締切がないと何も書けないので、人から締切を設定されるとやる気が出る。

趣味の成果物ができるのは嬉しいことだ。形として残るものがあると、こうして個人で振り返れるし、人と共有することができる。もっと文章を書くことに熱中したい。時間が足りない。

 

・いま書いているもの

ニュージーランド旅行記(仮)』

『本をつくる(仮)』

2本並行して原稿を書いているが、進捗がかなり危うい。特に旅行記のほうは5万字を超える予定なので本当に果てしない。モチベーションを保ち続けて、毎日少しずつ作業して1作仕上げる、そんな習慣を身につけないといけない。2024年のテーマは「持続可能な執筆」、これに尽きる。