状況が裂いた部屋

旅行と読書と生活

雑記

日本版ボーナストラックの功罪

高校2年の夏に「Today」のPVを見て以来、ずっと自分の中でオールタイム・ベストバンドであるSmashing Pumpkins、そのTodayが収録されていて、バンドがブレイクしたきっかけとなったアルバムが2nd「siamese dream」。 全13曲、トータルタイム62分の名盤だが、…

手帳が好き

手帳が好きだ。大学1年の頃から毎年買ってそこそこ活用している。手帳を選ぶ作業も好き。4月始まり派なので年度末にはだいたい本屋をうろついて手帳を物色している。一年に一冊しか買えないのがもどかしいがそれもまた良い。いま使っているのはかなりシンプ…

三部作について思うこと

僕の中のオールタイム・ベスト映画は12歳の頃から「BACK TO THE FUTURE」である。監督ロバート・ゼメキスはこの傑作の続編を絶対に作らないと決め、また他人に勝手にリメイクされないようあらゆる権利を買い占めているという。素晴らしいと思う。この傑作に…

無題

新潟で暮らして20年目になる。出身は新潟だけど、4歳になる直前まで父親の仕事の都合で東京で暮らしていた。親の離婚をきっかけに母の実家に帰った感じだ。この地方都市はこれぞという観光地はないが住み心地でいえばそこそこ悪くない、丁度良さのある街だと…

「バンド力」の話

昨年の5月にバンドに加入して、もうすぐ1年が経つ。 初ライブは6月だった。あれから月2本ペースでのライブ、EP1枚とスプリットCDの発売、自主企画と自主スタジオライブなど思い付く限りのことを悉くやってきたこれまでを振り返ると、つくづく運のいいバンド…

好きな小説のタイトル10選

・葉桜の季節に君を想うということ ・蛇行する川のほとり ・うたかたの日々 ・永遠も半ばを過ぎて ・風に舞い上がるビニールシート ・アンドロイドは電気羊の夢を見るか? ・あなたの人生の物語 ・砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない ・白夜行 ・青が散る 随分と…

雑記

・話題の新作映画が公開されるたびにTLに並ぶ感想やメタ的な評論(自分が映画クラスタをたくさんフォローしていたせいかもしれない)、そしてときどき流れてくるネタバレを見てしまわないうちに、と早めに映画館へ足を運ぶ自分 ・真空ホロウというバンドのHPの…

喫茶店の話

・家に居場所が無いので、相変わらず休日は喫茶店かサイゼリヤに入り浸っている。歩いて行ける距離にある純喫茶はとても雰囲気はいいのだけれど、近所のおばちゃん連中がたむろしてる時はやかましくて読書もままならないので車で移動して結局コメダ珈琲に流…

味のある自動販売機

両津港にある佐渡汽船フェリー乗り場。 柿の自販機。 温泉街の古いタバコ自販機。絶対タスポ対応してない。 白鶴の自販機。 大正製薬の自販機。 新潟駅前の第5マルカビル、大福とかティラミスを売ってる自販機。 職場の研修所に「募金自販機」がある。写真は…

チェーン店の丁度良い居心地

いまサイゼリヤの喫煙席でこの文章を打っている。家から近いこのサイゼは最近すっかり常連になってしまった。深夜までやっていて、価格が安く、椅子がソファーで喫煙席があるという条件を全て満たしさらに近所にあるので、文庫本とメモ帳を持ち込みついつい…

好きな文豪・政治家の写真

室生犀星 高橋是清と斎藤実 三島由紀夫 太宰治 川端康成

好きなモノクロのアーティスト写真

The Stone Roses Oasis The La's Pink Floyd ゆらゆら帝国 The Strokes 電気グルーヴ Doors My bloody valentine slowdive RIDE supercar Smashing Pumpkins

座席の選択

煙草吸いたい〜と喫茶店に入り、入り口から座席に着くまで10歩くらいの間にサッと座席を見渡す。喫煙席には2人掛けの席が横並びで5つあり、左端、真ん中、右端と埋まっている。必然的に2組の間に座るしかない。左端のJK2人組はかなり喧しくしている。真ん中…

最近考えていること

・様々なアイデアは浮かぶのに、それを上手く言語化して人に伝える、もしくは文章に残したり、形として残る作品をつくる、という作業に結びつかない。「時間がない」「お金がない」そんな言い訳を並べてずっと前に進めない。もやもやとした感情を抱えつつ、…

好きなライブ告知用ポスター、フライヤー

こういうのはtumblerでやれよ、と思う。気に入ったものを見つけ次第随時更新

近況

・バンドについて バンドをやっていて、2017年に入り1ヶ月半ほど、ひたすらそれにに注力している。もちろん平日の昼間は仕事だが、週2,3のペースで夜はスタジオに通う日々。先週からはレコーディングも始まった。そして2月中には3回のライブ、3月には初めて…

ゼミの思い出

正月で暇なのでゼミの思い出話を書く。 大学では日本史のゼミに入っていた。日本近代史の専門。 ゼミは楽しかったので真面目に取り組んでいたし卒論もそれなりに頑張った気がするが、勉強した内容を覚えていないところからしてそういうことなんだと思う。文…

迷子になりたい

迷子になりたい。正確には「あー、自分いま迷子になってるな…」という状態に憧れてる。 思えば物心ついた頃からずっと同じ街に住み、絶対に親元から出て違う場所に住むぞ…と決めていながら大学進学も上手くいかず結局街を出られず、そして就職はまあここまで…

SuiseiNoboAz「the end of the world vs vinyl bukuro」

suiseinoboazのライブDVD。2011年11月13日に代官山UNITで行われた2nd発売後のツアー最終日が収録されている。 凄まじい熱量とメンバーの演奏の巧さ、ロックバンドの格好良さの全てが表現されている最高のライブだと思う。カメラワークも抑えめの演出も全てが…

語り得ないもの

ここ最近、自分の頭の中がひどくごちゃごちゃしているのを感じる。元から自分の考えを整理できない人間で、大事なことを人に伝える時は一度話をシミュレーションしてから話題にする癖をつけていた。しかしタイミングというのは大抵自分で選べないことが多い…

煙草を吸うシーン

傑作である「踊る大捜査線」シリーズ(※劇場版3作目を除く)のスピンオフ映画は何本かあるが、その中でも特に好きなのが「交渉人・真下正義」(2005年、フジテレビ)だ。主演はユースケ・サンタマリア。 この映画の終盤、事件が一応の解決を見て、登場人物たちが…

働く意義の研究

定期的に鬱になる事がある。病院に通うほど深刻なものではなく、せいぜい「鬱モード」と呼べるくらいのもので、誰にも会いたくなくなり何も考えられなくなる。取り留めもなく不安な考えに取り憑かれて全てを投げ出して遠くへ逃げたくなるが動く気にもなれな…

書けない人間

説得力の塊のような文章を見つけたので、いつでも読み返せるようブックマークしたついでにここにも貼っておこうと思う(無断転載とかにあたらなきゃいいけど…)文章を「書ける人」と「書けない人」のちがいhttp://rootport.hateblo.jp/entry/20130505/13677637…

「窮屈さ」の研究

窮屈の原因は何なのか、と真面目に考えてみる。 高校生の頃の自分は、ある意味で健全で真っ当な、どこにでもいるような男子高校生らしい悩みを抱えていた。定期考査の度に築く赤点の山、部活では上手い後輩の活躍で試合の出番が減る一方で、クラスではなんと…

客観なんて無理

http://jp.vice.com/others/who-are-you-sekiguchiVICEというメディアがある。様々なテーマのネット記事が手軽に読めていい。その中でも「Who Are You」という企画がある。一般の方から公募し、選ばれた方にゆるいインタビューをするという趣旨だ。選んでい…

居場所の話

今現在、自分にはいくつの「居場所」があるのかと考える。この場合の指す「居場所」とは、自分の帰属というか「肩書き」であったり、所属しているグループのことだ。誰かがこのグループに電話をかけて、「そちらに〇〇(僕)は居ますか?」と言ったときにそこ…

救いが欲しい

救いが欲しい

ネットカフェの個室

・最近一番落ち着く場所だ。・自分の中での夏が始まったなー、と感じる瞬間は多分金曜ロードショーで毎年7月ころ放送されるアニメ映画版「時をかける少女」を観ること、深夜家を抜け出し自転車でコンビニへ行きカップのシャーベットアイスを買ってくること、…

やりたいことが見つからない

大学3年生になった春先、少し真面目に将来のことを考えた時期があった。就活を翌年に控え、この先何を目指そうか、どんな人生にしようかと悩みながら毎日悶々と生きていた。大学生活は相変わらずぬるく楽しかったが、だんだんと終わりが見えてきて寂しさを感…

一番古い記憶

人にあまり家族の話をしたくない。気恥ずかしさからくる部分と、その気恥かしさを感じてしまうことに対し少し負い目を感じている部分があるからな気がする。普通の親なのに。そもそも今から書こうとしているような自分の身の上話みたいなものを人に話すこと…